病気に逃げる? それもアリ

「もしも聞いてくれる人がいたら こんな事を話したい」そんな事を書いていきます

天は人の下に人を造らず

ブログを書くのは2週間ぶりぐらい?
この2週間 何をしていたかと言うと……何もしていない🫠
突然 現実逃避をしたくなって Audible と音楽を聴きまくっていた
今から書く Kさんのせいで現実逃避したくなったわけではないけど
ちょっと 書いてみようかな~

福沢諭吉の『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』には 続きがあるそうで

「みんな 平等と言われている。 けど……」

「現実には 人と人との間に大きな格差がある。
だからこそ、その差を埋めるため、生まないために、勉強しましょう」
と 説いているとか。
なるほど 『学問のすゝめ』だ🌟     

           

ここでは 後半部は ちょっと横に置かせてもらって
前半の『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』に
関しそうなことを。

10月中旬頃に「赤い羽根共同募金の寄付をお願いします」と 
自治会の集金当番の Kさんがやってきた
寄付とはいえ 強制徴収 みたいなもの。
お金の準備をしている間に いろいろ話しかけてくる

推定年齢83歳
「もう足や腰が 痛くて困っとんよ。この集金に回るのも大変 」の話の中で

「あんたみたいな人に比べたら 私はまだ マシじゃ」
「上には上があるし 下には下があるしね 」
。。。。

「まあ あんたも気をつけてね」と言って 10分程 話をして 帰って行った

私はどういう感情で 受け止めればいいのか……
「あんた」と言われるのも ちょっと😢

Kさんが 嫌味や いじわるで 言っていないのは よくわかっている

なんなら 「“自分の方が まだマシだ” と 元気になる人がいるから
あなたは 世の中の役に立っているんだよ」と 励ましてあげている! くらいの にこやかさで いっぱい 話してくれる

「あんたよう頑張っとるね」 を 合間合間に 挟んでくれるし……

主人が言うには
井戸端会議で 普通に よく出てくる 言葉だろうし
いちいち 深い意味はないよ って。
そうなの?

実は今までにも 色んな人から 同じようなことを 言われたことがある
ほとんどの時は さっと流せるんだけど……

自分の中で消化できなくて ちょっと何かが引っかかる

ジップロックをケチったばっかりに

             


お風呂の中で本を読むのが好き

お湯を少し ぬるめに入れて首まで浸りながらゆっくり 本を読む
湯船の縁に突っ張り棒を渡す
ジップロックに入れたスマホをカゴに入れて 吊り下げる
水面とカゴが スレスレ ってところが ベストポジション

私は1人ではお風呂に入れないので 介助者 =主に主人 の都合に合わせることになる
今日の朝 お風呂の中で本を読んでいた

なんか 画面の下の方がもやもやしている
見てみたらスマホの後ろ側に水がいっぱい溜まっている
後ろから 浸水してたから 全然気がつかなかった

急いで ジップロックを開けて取り出そうとしたんだけど固くて開かない
周りを見渡しても水に濡れているものばっかりだ
私は1人では湯船から出ることができないから
急いで 呼び出しボタンを押した

主人がゆっくり やってきて 「 もう出るん?」
「 そうじゃなくて~~ ~😭」

そういえば この ジップロックはもう1年半ぐらい 繰り返し使っている
よく見てみたら ジップロックの横のところが破れていた
ジップロックをケチったばっかりにスマホが~

時すでに遅し
お風呂から出て 電源押しても つかない

まあ そもそもこのスマホは 6年ぐらい前のもので
挙動がおかしい事があったので 1か月程前にアプリで健康度を計測してみたら 54%
「80%未満は注意が必要、60%未満なら交換を検討しましょう 」
とのことなので 今まで よく頑張ってくれてた
サイズ感といい 画面の色具合といい すごく お気に入りだったから
ちょっと寂しい

で 次 どうしよう
今 家には 古いスマホが 2台あるんだけど
5.1インチの方は サイズが小さすぎるし
もう 1台の方は 主人が将棋をしたり 音楽聴いたりに 使っている

中古で 防水機能ついてるものを買おうか?
いや お風呂には入浴剤を入れるから 防水機能があっても ジップロックに入れるよな ⁉
今 メインで使ってるスマホも もうすぐ5年目に突入するので
これをお風呂用にして新しいのを買おうか?

どれにしようかと悩む時が一番楽しいので
しばらくは スマホ選びを楽しもう

それにしても 最近スマホはめちゃくちゃ高い ❗
どーなってるの🌀

『光の闇 』佐伯 一麦 (著)

電子書籍で佐伯 一麦さんの「光の闇」を読んだ

表紙の絵に 引き付けられた

             

文中にも出てくる 13歳で聴力を失い“静寂の詩人”と呼ばれた画家

松本竣介さんの「 水を飲む子供」
うつろな眼 寂しげな表情が印象的だ
顔と手のアンバランスも 不思議な雰囲気

聴覚、視覚、嗅覚、脚、声、記憶
さまざまな肉体的欠陥を持った人々の
“欠損感覚”を探っていく連作短篇集📖

すべての話が印象に残る
欠損を抱えた生活や 心情を想像してみた時に
私が 思い付くことなど 薄っぺらくて 上っ面だけだなと痛感させられた
目が見えない人が 笑い顔を見たことがないから笑顔がわからない とか
臭いが嗅げなくなった時の世界は “ 静か ” だとか

「痛感させられた」と書いたけど
決して 押しつけがましいのではなく
本人たちが語ることばを 主人公が 大切に聞いている感じ。
“ 日常を生きている ” それを 語ってくれている

途中で 東日本大震災が起こり
もちろん ハンディを持っている人たちにも 平等に襲い掛かる
ハンディを持つゆえの それぞれの体験談が貴重だ

最初に登場した 聴覚障がいのご夫婦のお宅は 津波で流され、
お二人のその後の消息はわからない
このことを 知った後で もう一度 最初の話を読み返すと
あの明るさが 悲しい
地震も “欠損感覚”のひとつなんだと 思った

ハンディと共存している人達は
受け入れ方は色々あっても
受け入れたあとは みんな 淡々と生活している

失うことで得る世界の中で 気負いなく それでいて しっかり
“自分” を 生きているな~と
色々 考えさせられる本でした

電話が異常に怖い

そろそろ 歯医者を予約しないとな~と思いながら
もう2ヶ月以上も予約の電話ができていない
私は電話が 大大大大大大大大 の苦手だ
かけるだけじゃなくて かかってくる方も 怖い

着信音が鳴り出したら 心臓がバクバクし始める
スマホは誰からか わかるから まだましだけど
固定電話はナンバー・ディスプレイを契約してないので
誰から掛かってきたかが わからない
ずっと留守電にして 最小音量にしてるんだけど バクバクする
最近は 選挙の世論調査で 結構かかってくる
お願いだから やめてください

固定電話は 全くといっていい程 使わないんだけど
親戚に不幸があった時のためだけに 置いている
親戚に 携帯電話番号を教えるなんて 怖すぎて 無理
親戚の人たちが 問題なのではなくて 私が コミュ障なだけです
かかってきて 出るのも怖いし 出れなくてかけ直すなんてもっと怖すぎる

電話をかける時は と言えば 事前に完璧なカンペを作る
あいさつに始まり 一字も 漏らさず 自分の名前まできっちり 書き込む
相手の答えを 予想して 何パターンも 書く
時に 読み上げ練習までする

で やっと 電話が出来るかというと そんなに簡単ではない
今かけたら 忙しいんじゃないかとか
なんなら もしかして不幸があって 取り込み中なんじゃないかとか
妄想がひどすぎて 病気の領域に 踏み込んでると思う

やっと ダイヤルする。
6~7回鳴らして 出なかったら一旦 切る
心臓が持たないのだ
しばらくして リダイヤルボタンを押す

相手にしたら いい迷惑だ
わかっています 本当にごめんなさい
自分でも どうしようもないんです

電話中は 年の功で そこそこ ちゃんと出来る
なにせ 完璧なカンペがあるし

なのに 電話を切った後も 電話の内容を振り返って 落ち込む
ちゃんと出来てても 落ち込む

昔と違って LINE で済むことが多くなってすごく助かるけど
それでも どうしても電話しないといけないこともある
例えば 歯医者の予約だ
今週中には頑張って予約したい

雑穀ホットケーキ

先日 知り合いから頂いた
「 雑穀でできたホットケーキミックス 」を作ってみた
雑穀米本舗 の商品

          

普段 ホットケーキミックスで作るときは 分量は適当。
膨らみ方や 食感は 毎回 全然違うけど
どんな状態になっても美味しい
この商品にも 期待しながら 取りかかる
ホットケーキを作るのは 7~8年ぶり

この商品は初めてなので まずは 分量 通りに作ってみた
ダマにならないところが 小麦粉の HMと違うかな
後は 同じ工程で 上手に焼けた

小さいフライパンで焼いたので 6枚 焼けた
4枚は普通に焼いて 2枚は レーズンを入れてみた

“ふわふわのホットケーキを作る裏技”を駆使したわりには
ちょっと 膨らみが少ない
すご~く 久しぶりに作ったからなのか
米粉の特性なのかは わからないけど
薄いこげ茶色で 健康によさそうな 色具合

もちもちしていて 香ばしい雑穀の味 美味しかった
語彙力がないので こんな表現 しかできないけど 本当に美味しかったです

レーズンの方は 冷めてからの方が 美味しい気がした
ナッツや 他のフルーツをいれても 美味しそう

ブログを書こうと思ってから
あ~🫢 焼き上がりの写真を撮ってないな と。
写真を撮る という感覚が身についていない

もう選挙なんて! と 悲しくなったこと

衆議院議員総選挙の 投票所入場券が届いた
選挙の 投票と言えば 悲しい思い出がある
振り返ってみれば 自業自得なんだけど
その時は 怒りと悲しさで そのまま私の中にインプットされている

10年ぐらい前のことなので
それからシステムが変わっているかもしれないし
私の記憶も細かいところまでは 定かでないのだけど
覚えている範囲で書こうと思う

ある時 “ 郵便等による不在者投票 ” というのを見つけた
身体に重い障害があり 投票に行けない人が 自宅等で投票できる制度。

事前に 選挙管理委員会に申請して 「郵便等投票証明書」をもらっておく
選挙が行われる時に “ 投票用紙を送ってください” と請求書を出す
投票用紙などが送られてきたら
「記入すべき所」に 「 必ず本人が」記入して 送り返す

この 「記入すべき所」が多すぎる‼️‼️‼️‼️

投票用紙に候補者名を記入し 内封筒に入れ、さらに外封筒に入れる 。
この 外封筒に 年月日:実際に投票をした日
自宅の住所 氏名

これが 小選挙区 • 比例 がそれぞれ 別なので つまり 2倍

まだある!
最高裁判所裁判官国民審査 これも 別の封筒だったと思うけど
はっきり覚えていない

これらを 返送用封筒に まとめて入れ
また 住所 • 氏名 を書いて 選挙管理委員会に 送る

一体 何回 住所 • 氏名を書かなくちゃいけないの‼️‼️‼️
住所も 名前も そんなに 文字数も 画数も多くはないけど
こんなに 何回も何回も書くって思ってもいなかった
これって 障害者のための 制度だよね

当時 字が書けるっていっても
一画 一画 真剣に書かないと ピュン って 跳ねだしたり
ブルブル 震えたり……
途中でやめようと思ったけど
せっかく 手続きして送ってくれた人に申し訳ないとか
これで送り返さなかったら 問い合わせの電話がくるんじゃないかとか
真面目 × ビビりを発動して 放り投げることができなかった

1回 住所を書くと もう手がプルプルして 書けなくなるので
時間を空けて 何回にも分けて 結局 2日 がかりで書いた
もう 途中で辛くて泣きそうになった
どうしても応援したい人や 支持する政党があるわけでもないのに
私は 何をしてるんだろう

後で知ったんだけど 「代理記載制度」があった
今なら迷わず「代理」を選ぶけど
当時 初めの時点で これを知っていたとしても
まさかこんなにいっぱい書くと思っていないから
“少しでも字が書けるんだったら 自分で ” と思ってたと思う

7年後に「有効期限が切れますよ」 という お知らせが来たけど
更新するつもりなんか サラサラなかったので放っておいたら
電話がかかってきた
二度とするつもりはない
こんなのだったら みんなに迷惑かけるかもしれないけど
投票所に行く方がまだマシだ

私は 自分から 足を踏み入れて
自滅して 勝手に悲しんでるんだけど
こういう制度もあるので 字が苦も無く書ける人は
利用してみてもいいかも

“ 船に乗れ!〈1〉合奏と協奏 ” を読んだ

          

電子書籍で藤谷 治さんの 「 船に乗れ!〈1〉合奏と協奏 」を読んだ
三部作のうちの第一部
メンデルスゾーンピアノ三重奏曲第1番に出会わせてくれた小説だ

羨ましいほどの環境で育った主人公の
自意識過剰ぶりが 目に余る と思いきや
音楽と向き合う時の純粋さは 「 青春 」だな~と

 

全編を通して伝わってくる
音楽 への想いや 敬意• 美しいものに賭ける姿が
ひたむきで 応援したくなった

哲学の 金窪先生も とても魅力的だ
哲学は
“ 小難しくて 考えても答えがないようなことを 永遠に考えてる”
ってイメージだったけど
割と 身近なところにある学問なのかも と思わせてくれた

ホームコンサートの前の おじいさまの
「 サロンの音楽みたいにするなよ」のひと言。
ホームコンサートの最後で
バッハの音楽で 気持ちを伝えてくれる おじいさま。
15年余り経った三回忌に その意味を受け取る 孫。
心の中で 号泣した

タイトルがストーリーとどうつながるのか?
続けて ニ部 三部 を読んでみたい